たいへんだったね、よっすぃ〜。

近しいひとに御不幸があった場合、どんな言葉をかけていいか戸惑ってしまう。
親友の父親が亡くなって弔問に出かけた時もそうだった。
よく彼の家に遊びに行ったし、自分は亡くなった父親にも懇意にして貰っていた。
にも関わらず、親友に「たいへんだったな。」としか言うことが出来なかった。
本当の心(悲しみ)は当事者にしかわからない。
お悔やみを言われた側の気持ちまで考えてしまうから、どんな言葉も陳腐で、どんなに心を込めたつもりでも白々しく感じてしまう。
結果、相手の心を慮ったり、励ましたり、言葉を繕うことに意味があるのだろうかと思ってしまう。
そんな事を考えながら吐き出した言葉だから相手の心には響かない。
だから、ダメだと思う。
考えるよりも先に行動出来ない自分が歯がゆいと思う。