いい子

オープニングセレモニーに参加してテープカットをした。
それだけの事で何社も報道が集まる亜弥さんの存在感というのは今更ながらすごいと思う。
どんな些細な記事でも彼女の名前が載るだけで誌面が和むのだ。
彼女は報道の世界においても「華」なのだなと思う。
亜弥さんの動向を温かく見守る親心のような風潮が出来上がっている。
事務所の威光もあるのだろうが、ゴシップが取り沙汰されてから立ち消えになるまでが驚異的に短いのはその所為ではないのだろうか。
亜弥さんは恵まれているのだ。
ただ、それは甘やかされているという意味じゃない。
彼女の性格、立ち振る舞いが自分にプラスになるよう周囲に働きかけているのだろう。
学生の頃経験した、持ち物検査やら、服装検査を思い浮かべて欲しい。
厳しくチェックされたものもいれば、顔パスで検査を通過したものもいたはず。
先生の「彼(彼女)は良識がある生徒だ。」という認識のもとに顔パスは行われる。
性格、学力、日頃の立ち振る舞いが先生に「いい子」という固定観念を抱かせているのだ。
(先生に「いい子」と思われている生徒が自分の事を「いい子」だと思ったことは決してないけれど。w)
亜弥さんは「いい子」なのだろうと思う。
それが、彼女の愛される所以なのだ。