写経

ユーザ名やパスワードを入力する機会って沢山あると思います。
推しの対象の名前を使っているひともいるでしょう。
私も幾つかの画面で使わせて貰ってます。
それを入力する度に頭の中で亜弥さんの名前を呟いているのです。
写経ってありますよね。
お経は黙読するだけでも徳があり、音読、書写すればさらに大きな徳が授かるというところから、無心でお経を読み、書き写す事で自分を高められるというものです。
見返りを望むわけでもなく、ただ頭の中で推しの対象の名前を呟きながら入力する。
ある意味、推しの対象の名前をユーザ名やパスワードとして入力するのも写経と同じだと思うのです。
自分を高めているって表現は大袈裟だけど、名前を入力する度に心が温かく感じます。
推しの対象と自分との距離がほんの少し近づいた気がするから。
その気持ちが大切なのでしょう。
恐らく、それが写経と通ずる部分なのです。
徳は授からないだろうけど、愛は育まれてる。
いや、そう感じられる事こそ徳なのかもしれません。