とくばん

遅ればせながら界隈で物議を醸しているこの話題について考えてみます。
現役メンバーを蔑ろにしているというのは誤解ですね。
何故なら、タイトルが「娘。同窓会」だったからです。
主役はあくまでも卒業組で現役メンバーはゲスト出演だったと解釈しています。
ただ、確かに司会者の娘。弄りは少なくなりました。
年齢差なのかな、現役メンと司会者のテンポが噛み合わなくなってきている所為だと思います。
番組の進行上、司会者は相手の反応を想定しながら弄ります。
相手から思ったような反応が返らないと成り立たないわけです。
卒業組が現役だった頃はその辺りが冴えていて一人が弄られれば他のメンバーも自分ゴトのように反応する雰囲気が出来ていました。
意識して雰囲気を作っていたわけじゃなく娘。という環境がそうだったのでしょう。
だから、司会者と卒業組との掛け合いは彼女たちが現役だった頃と少しも変わらず面白いのです。
卒業組と現役メンバーを比べるのは酷です。
今の若者は弄ることによって仲間同士の信頼を深めていく方法に慣れていませんから。
自分が弄られたくないから他人を弄ることが出来ない。
他人の痛みを理解せず攻撃してしまう。
といった具合に両極端に分かれてしまい他人を弄ることに遠慮が生まれてしまいます。
「生まれ変わったらもう一度娘。になりたいか」
この質問を言い換えれば、今のメンバーともう一度仕事がしたいかという意味になります。
仲間同士の信頼の深さが卒業組と現役メンバーでかなり違ってしまったのはその所為です。
だからと言って現役メンバーが卒業組に劣るという意味では全くありません。
娘。のウリである破天荒さや天真爛漫さは構成するメンバーによって培われたものだからです。
結論、卒業組と現役メンバーの旨みを混同してはダメという事ですね。