夏の歌謡ショー

名古屋公演に参加して来ました。
左サブステージのすぐ傍で観る事が出来ましてこの上ない幸せでした。
オールドさん、誘って頂いて本当に有難うございました。


感想など書きたいと思います。
ネタバレにならないように隠しておきます。


「ハローのテーマ」が流れライブが始まりました。
私の前はシゲさんでした、その傍には小春ちゃんの姿もみえます。
シゲさんって素で見ると可愛いなあ…。
今まで意識した事はないのですがしみじみ思いました。
こちら側に微笑んでいた彼女の顔が急に曇った気がして、もしやおっさんが真顔で見つめていたのを睨まれていると勘違いされたせいだったかと少々焦ったりもしました。


美勇伝の「ひとりじめ」がすごく好きです。
三浦徳子さんの詞はどうしてこうも切ないのかなあ。
発売は8月か…遠いなあ。


セクシーオトナジャンはメインステージで歌ったのでこちら側からはっきり見られず、自分的にこれが目当ての一つだったので少し残念でした。
モニターで確認したいところがでかいスピーカーに邪魔をされてこちら側から何も見えずオイオイ…、舞台装置さんの反省点です。


ROMANSが素晴らしかった。
これが歌われた当時、ユニットのメンバーは濃い化粧をして歌っていました。
歌い手が雰囲気に相応しい年齢にならないとこの楽曲は生きないですね。
成熟した女性が歌うのであれば紛い物のお色気なんか不要だという事が判りました。


真希さんには今更ながら驚かされます。
彼女独りの歌声で会場全体がドーンと揺れますものね。
「抱いてよ!PLEASE GO ON」はまさに圧巻でした。


娘。の新曲「色っぽい じれったい」のイメージはカルメンなのですね。
彼女たちが近頃魅せるダンスは玄人っぽくなった気がします。
自分的にそれは好ましいのですが、娘。にイメージされるダンスではない気がします。
娘。卒業メンバーで歌われたラブマ、ああいうダンスこそ彼女たちに相応しいという観念が働きますから。


最後の楽曲「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!」では、なっちさんがこちら側に来てくれました。
彼女が間近で微笑んでいてくれているという状況に、こちらも意識的にテンションをアップさせます、やらねばって感じでした。
なっちさんは客席の一点を見つめるという歌い方をするのですね。
亜弥さんはそれをあまりしない、瞳の焦点が合わないから遠くを見ているかのように感じられます。
なちヲタさんが少し羨ましくなりました。


楽曲についてはこれくらいでしょうか、あとは楽曲関係なしに思ったことを少しだけ。


ふっと思ったこと。
普段見る事の出来ない彼女たちが歌っている時の後ろ姿が見られるっていいかもって思いました。


高橋愛さんに思ったこと。
瞳のキラキラがすごく印象的だった。
汗だくで髪が乱れてしまっても瞳は変わらない輝きを湛えていました。
彼女には間違いなく華があると思いました。


久住小春さんに思ったこと。
ダンスをしていて身体の挙動に頭が振られてしまうから他のメンバーに比べて余分に消耗してしまうんだと思います。
身体だけじゃなくてシーンが変わるごとに視線をどこに向けるか意識するだけでもかなり違うと思う。
スタミナがついて、ペース配分が自分で出来るように変わっていく。
あなたにとって娘。は始まったばかりです、頑張れ。


総評として。
MCを極力少なくした旨みの凝縮されたステージ。
カラオケというべきじゃない、あれは素晴らしい合唱です。
ハロコンはお祭りなのだからみんなで楽しめればそれでいい。
祭りが終わったあとにもう少し続いて欲しかったと思えた。
それは満足出来たっていう事じゃないのでしょうか。
素敵なライブでした。