大切な何かを置き忘れてしまったと思う

雑誌に特集されている亜弥さんのグラビアを書店で立ち読みするに、
自分の中にもうひとり自分がいてそれを傍で観ていたりする。


彼女が水着ではしゃぐ姿の断片が散りばめられた誌面を観て微笑む今の
自分がいる。


昔、アイドルの写真集を書店に予約して発売日を待ちわびた頃と重ねて
いるもうひとりの自分がいる。


今、それをもう一度やってみたいと思う。
けれど、もう、そんな時期は過ぎてしまったと感じる。


アイドルを蒐集したいという情熱はぬるくなってしまった。
その代わり、松浦亜弥の生き方に同調して同じ時代を感じたいという
気持ちに熱くなっている。


自分はそれでいいのだ。