片想い

片想いの経験って誰しもあると思うのです。
かなり切ない。


   ”切なくなんかなかったYo−。”


そんな方もいるかもしれませんが、
それって、まだ片想いになりきっていない状態だと思います。


何故、片想いは切ないのでしょう。


相手に自分の気持ちを打ち明けたい。
心を共有してもらいたい。
そういった欲求を自ら抑えてしまうからでしょうね。


片想いっていろいろあると思います。


   好きで、焦がれて、居たたまれない状態なのに
   告白したあとの相手の反応が怖くて、
   臆病になってしまって、打ち明けられなかったもの。


   自分が将来に目的をもっていて、
   もし告白したら、自分の意思が揺らいでしまうのが
   わかっているから打ち明けられなかったもの。


   好きになってしまった相手が既婚者で幸せな家庭を
   築いていたとして、
   自分が告白したら、相手の幸せを壊してしまうのが
   予感できたため、打ち明けられなかったもの。


他にもあるでしょうね。
どれも、切ない、かなり辛い心境です。


こればっかりは、時間が解決してくれるのをじっと待つしかないのですが、
もう大丈夫だと思っても、街で偶然似たひとを見かけたり、
一緒にいった映画がリバイバル上映されたり、
ひょんなキッカケで思い出してしまうのですね。


また、悲しくなる。
ほんの少しだけですが。


ただ、それも自分の大切な1ページ。
一生つきあっていかなければならない素晴らしい思い出なのです。