相応

あな真里」を聴かせていただきました。


   ”と、とおいぃ…
    真里の声が、とおいぃ…
    ソニンの声が、とおいぃ…
    あややの声が、とおいぃ…”


ラジオのアンテナを握って軽く操作していないと
すぐ声が聞こえなくなるほどの感度の悪さ。
何とかならんもんかねぇ…。


それはそうと、矢口真里さんと、ソニンさん。
相変わらず仲がいいですね。


   ”矢口真里の愛人ソニンとお送りする…”


と、真里さんが発言するほどです。


仲がいいというより、同世代で歳相応の会話ができるので、お互い
気が楽なのだとわたしは感じました。
真里さんが娘。のメンバーと会話している時の口調と違いますものね。


わたしは歳相応という解釈をしましたが、彼女たちは”今日はオバサンの
会話だった”と表現していました。
”録音テープを聴かされたら恥ずかしい”とも言っていました。
要するに、気兼ねなく素で話せたから照れるという意味ですね。


真里さんは、インディーズからレコードを出す事になったソニンさん
について、”羨ましい”、”悔しい”と言います。
彼女は賢い方なので、ソニンさんの境遇を前向きに考えたわけです。
娘。に縛られた自分と、苦労はするにしても何にでも挑戦できる友を
比べたために発せられた言葉です。


   ”わたしが歌っているからという事じゃなく、
    歌を聴いてください。”


ソニンさんの言葉です。
以前のソニンさんならこんな言葉は出なかったでしょう。
路上ライブで培った成果。
歌うことの意味が理解できたからこその言葉です。
彼女が歌手として成長した事を物語っています。


真里、ソニンあややの三つ巴のトークを期待していましたが、
これは実現しませんでした。
少し(かなり)残念でした。


松浦亜弥さんの新曲「風信子」が聴けたのは収穫だったと思います。
この曲って、ドップリ谷村節ですね。
つんく♂節に慣れてしまっているので少し違和感がありました。


谷村さん自身が「風信子」を歌っている姿を想像すると自然に思い
浮かんでくるのが、「昂(すばる)」。
フレーズがどこか似ている気がしたのはわたしだけでしょうか。


風信子」って卒業式の定番の楽曲になっていくのでしょうか。
確かに詞はいい感じだと思うのですが…。