脚光

今日は、保田圭さんで書きます。
圭ちゃんオンリーは初めてです。


ずっと、書きたかった。
ハロプロにはオンリーで書きたいのに書けないひとがたくさんいます。
自分が不甲斐ないから。
書くからには、きちんと書いてあげたいから。


圭ちゃんの場合、独特のキャラクターのため、モーニング娘。に居た頃からイジラれ役でした。
女の子って傷つきやすいと思うのに。


収録番組でイジラれて。
他の娘。メンバーからもイジラれて。
イジラれ役に徹して。


   ”圭ちゃんは、それで良かったの?”
   ”それを自分のウリにしてよかったの?”


モーニング娘。に居た頃は、どんなにイジラれても仲間が暖かく見守ってくれました。
支えてくれていました。


ま、まさか、
孤立無援の苛められっ子だったとか。
だれも友達がいなかったとか。


そんなの話題づくりですよね。
良くも悪くも、オヤジっぽかった圭ちゃんが人気者になれない理由なんて見つからないと思っています。


   ”そうじゃないよ。”
   ”圭ちゃんは、こんな娘なんだ!”


市井さんの時みたいに、また、怒られちゃうかな。


怒られてもいいや。
怒られたら、怒られた分だけ、圭ちゃんの事を理解してあげられるようになれるから。
市井さんの時がそうだったように。


モーニング娘。を卒業した後の圭ちゃんを観ると胸が痛みます。
相変わらずのイジラれ役で。
なのに、雰囲気は全然違っていて。
周りに、モーニング娘。仲間がいないから。
収録番組でイジラれる時も、芸能界の先輩方と一緒だから。


物静かな、圭ちゃん。
先輩の前で萎縮して今までのようにはしゃげません。


それが…
それを観るのが痛い。


でも、圭ちゃんが出演する番組はチェックして観るようにしています。
応援しているから。
圭ちゃんのこれからを見届けたいから。


今や彼女は舞台女優。
先輩の名優さんに混じっての稽古はたいへんですね。
モーニング娘。では大先輩でも、役者の世界では新規メンだから。


監督にダメ出しされて。
叱られて。
新しい仲間に支えられて。


負けないで。
絶対、乗り切って。
圭ちゃんが、乗り越えなければならない試練だから。


圭ちゃんの本当のウリはイジラれ役に徹する事じゃない。
がむしゃらに頑張れる事。


悲しくなったら、泣きたくなったら、大好きなお酒で発散すればいい。
(でも、適度にね)


頑張って、
自分の役をやり切ることだけ考えて頑張れば、


だんだん、
だんだん、だんだん、
叱られる回数が減っていく。


どんどん、
どんどん、どんどん、
自分の思った演技が出来るようになる。


ある日、
ふと、気づくと、圭ちゃんの後ろには、
圭ちゃんを目標に頑張る後輩たちの姿が見えるんだよ。


モーニング娘。の時がそうだったように。