指針

松浦亜弥で書きたいと思います。
本当に久しぶりに。


わたしは、12月7日(日)に名古屋センチュリーホール に行けなかった負け組のひとりです。


   ”行けなかった”


そうじゃない。
行かなかったのさ。
家族への体裁などというクダラナイものは捨て去るべきだった。


予感だってあった。
このコンサートだけは参戦するべきだと。


時節柄、あのコンサートを忠臣蔵の吉良邸討ち入りとするのであれば、
わたしの役どころは、さしずめ、討ち入り直前に討ち入りを躊躇してしまった
寺坂吉右衛門というところでしょうか。
(参戦したが、彼は浅野家の本当の家臣ではなかったので、切腹を見逃してもらうために参戦し
なかった事にしたという説もあります。)


要するに、わたしはあややにとって不義者なのです。
普段から、松浦亜弥一推しと言及しているにもかかわらず。
今後、幾度あややのコンサートに参戦しようと、この気持ちは消えることはない。(泣)


と、まぁ、
今日の書き込みをこんな内容で終らせてしまっても、来て頂いた方に申し訳ないので話題を変えます。


みなさんは、松浦亜弥についての展望(どういった方向へ進むか)を予想できますか。
わたしはダメですね。


女優になるだろう。
とか、薄っぺらーい発想はできるんですが。
でも、それで彼女が終ってしまうのはかなりもったいない気するんです。
彼女にはもっと重要な役割があるのでは。
などど、考えてしまったり。


   ”かいかぶり過ぎですよ。”


そうでしょうね。
わたしのなかで松浦亜弥とはそれぐらい大きな存在だという事に今更ながら気づくのですが。


松浦亜弥は天才と言われています。
たったひとりでアイドルという死語を復活させてしまったほどの実力の持ち主ですし。


普通のアイドルの場合、デビューしたての頃は歌う事に精一杯で表現力が乏しいですよね。
でも、観るものには、それが可愛く映ったりする。
それ故、ファン → ヲタ が増えていくのです。
当初、つたなかった表現力も、経験の積み重ねによって次第に実力は開花し本物のアイドル、
アーティストに育っていくわけなんです。


松浦亜弥の場合、下積み期間が極端に少ないです。
デビュー前に「100回のKISS」を歌わされている事自体が特異なわけですし。
デビューした時は、もう、実力全開状態だったことですし。


何が言いたいのかというと、


普通のアイドルは実力がなかった頃からの経緯があるため将来の展望が立てやすく
ファンの方にとっても、自分が推している相手が将来どういう方向に進むのか予想が
つき易いのですが、松浦亜弥の場合、普通のアイドルのような経緯がないに等しいため、事務所側も
将来の展望が立てにくく、事務所側がたとえ斬新なアイディアを打ち出してきても、世間的に
受け入れられ難いのではないのでしょうか。


要するに、
松浦亜弥がいくら一生懸命頑張っても彼女の世間的なイメージが邪魔をして大事なものがきちんと
伝わらないのでは。
彼女は、天才であるが故に、とても可哀想な一面を持っているのではないか。
ということを感じます。


松浦亜弥自身は自分の将来についてどう思っているのでしょう。
それが世間に、少なくとも、ファンや、ヲタの間に伝われば、市井紗耶香の時のように、
たくさんの支持者ができるのだろうに。
近頃、そんな事を思います。