ゴシップ

最近、あさみん安倍麻美)のゴシップ記事を掲載した雑誌が世に出回った。
たしか、以前、ミキティのゴシップ記事を掲載したのと同じ雑誌だったと思ったが。


わたしは、このテの雑誌が大嫌いである。
ミキティの時も、今回もこの雑誌に触れる気も起こらなかった。
昔の話を穿り返してきて喜んでいる奴の気が知れない。


とはいうものの…
ネットに浸かっていると、全貌はわからなくてもおおまかな内容は知ってしまうわけで。


ミキティだって、あさみんだって普通の女の子である。
はめを外す時だってある。
気のあった面々で騒いで何が悪い。
たとえば、わたしがたった今から売れっ子アイドルになったとしたら、自分のゴシップネタだけで
あの雑誌まるまる埋めるくらいの自信がある。


世の中、需要と供給で成り立っている。
このテの雑誌が生きていけるのは、わたしのような人種よりもそうでない輩がほうが大多数を占めている
からに他ならないのだろう。


安倍麻美
わたしは率直に言って彼女を気にくわないと思っている。
悪い意味ではない。いい意味でである。


理由
彼女のデビュー曲である。


以前にも書いたことがあるが、わたしはポップスを垂れ流し状態で仕事をしている。
仕事に埋没していれば誰のどんな曲が流れていても耳に入る事はない。
(言い過ぎです。 自分が推している楽曲には反応します。)
彼女の歌声を初めて聴いたのはそんな時だった。


   ”…っつ!”


反射的に振り返った。
(いつもテレビに背を向けて仕事をしているもので)


彼女のPVが流れている。
気が急いた。
誰が歌っているのか早く知りたかった。


安倍なつみ
一瞬浮かんだが、すぐ彼女の妹がデビューしていた事を思い出した。


   ”そうかぁ、このコが…”


上手いと思った。
だが、心は裏腹だった。


   ”なっちを差し置いて…”


くだらん感傷だったが仕方がなかった。
スクリーンいっぱいに、なっちを少しふくよかにした女の子が微笑んでいた。


   Our Song      (2nd Single)
   きみをつれていく  (3rd Single)


彼女はどんどん本物のアイドルになっていった。
彼女には他のアイドルにない迫力みたいなものが感じられた。
むろん、姉であるなっちも同質のものを持っている。
ただ、彼女の場合はそれが、母性(包容力)というかたちで現れた。


同じような波動を醸し出している娘がいる。
藤本美貴ミキティである。
他を圧倒し自分を輝かせる装飾にしてしまうほどのパワーを内在させている。


「出る杭は打たれる」
そんなことわざが思い浮かんだ。
いい意味で彼女たちは突出している。


彼女たちが生意気に映ったのかどうなのか、今回、余計な記事を掲載されてしまった。
わたしの言葉が彼女に届くわけはないのだが、応援したい。


頑張れ、あさみん
くよくよしたって仕方ないよ。
自分らしく頑張っていけばそれでいいから。
負けるな!