懊悩

たまに、亜弥さんについて書き込みする。
思いついたように書くのだが、自分は彼女の過去しか見ていないと思う。
亜弥さんの楽曲は、彼女がアイドル全盛の時に感じていた想い・辛さをメディアに吐露していた頃、つまり、脱アイドルを目指し始めた辺りからぐっと大人びたものに変化した。
喜ばしい事だと思った。
そう思ったのだが、自分はその曲調をあまり好きになれなかった。
自分は身勝手だと思った。
脱アイドルを待ちわびていたはずなのにアーティストとして次のステップに進もうとしている彼女に同調できなかったからだ。
どれも一般ウケする曲調ではない気がした、マニアックに感じられるのは彼女の才能を余すことなく盛り込もうとする作り手の意図があるのかもしれない。
尤も、こんな風に感じるのは自分だけでこの曲調が一般的に好評であるのならそれでいいが。
だったら、どんな曲調ならば自分は満足できるのだろう…。
わからない。
わからないから先が見えない。
だから、自分は彼女の過去ばかりを追ってしまうのだろう。
亜弥さんは、美空ひばりさんのような存在であってほしい。
自分の中にその想いだけがある。