ラッキーオーラ。

金山のアスナルにて催された真野恵里菜ちゃんのイベントに参加しました。
会場は様々な店舗が軒を連ねる場所の一画にあるため集客率が高いとごったがえしてしまうのですが平日ということもありゆったり観られました。
恵里菜ちゃん(ピアノを弾く指先を綺麗に魅せるためでしょうね)肩から下を露出させたドレスで登場しました。
以前はもっとふくよかな印象だった彼女が引き締まって見えたのは寒さのせいだったかもしれません。
晴天だったもののイベントが開始された頃は背広を着ていても肌寒く感じられましたから。
恵里菜ちゃんが今回披露してくれた曲は下記の通りです。
1. マノピアノ
2. タンポポ
3. ラッキーオーラ
マノピアノはメリハリのある演奏をしないと余韻が綺麗に伝わらない結構気を使う曲です。
経験を重ねたことによる自信の表れなのでしょうね、前回聴いた時よりも勢いがあって成長が感じられました。
タンポポはかなりサプライズでした。
ハロプロで演奏しながら歌うタイプの歌手は彼女だけなのでこんな風にタンポポを聴ける機会もなく鳥肌ものでした。
察するに、この選曲は寄せ餌の役割を担っていたのかもしれませんね。
ハロメンがよく歌番組に出演していた頃の曲は大衆の耳に触れる機会も多く自然と記憶に留まっていたりするものです。
街角で昔聴いた懐かしいフレーズを耳にすれば好奇心で集まってくれるかもしれないそんな期待が含まれていたのかもしれません。
ラッキーオーラはこの日が初聴でした。
恵里菜ちゃんの魅力は演奏中の彼女から漂う雰囲気にあると思います。
歌声の可愛らしさは言うまでもなく、ステップするような軽やかさで鍵盤を流れる指先や、力を注ぐたびに震える腕の筋肉など、視覚と聴覚から入り込んでくる情報が総合されて彼女の魅力が実感されるのです。
メロディは好く耳に残るし、歌詞も覚え易いので恵里菜ちゃんの魅力を十二分に惹き出していると思いました。
締め括り。
アイドルとは、無垢で、清楚で、キラキラ輝いているという印象があります。
歌う曲もワクワクさせるような恋心や、未来への夢を表現したり、見るものを微笑ましい気持ちにさせる存在でした。
それが亜弥さんをアイドルの代名詞と称されるまでにした所以です。
近頃のアイドルはそういった曲を歌いません。
体制がそういった歌を歌わせなくしているからです。
そんな中で恵里菜ちゃんは純粋にアイドルを続けていると思います。
物静かでありながら、亜弥さんがデビューした頃を彷彿とさせるオーラを纏って輝いている気がしました。