変わらない感動。

亜弥さんが目指すアーティストってどんなだろう。
アイドル全盛だった頃のファンが喜ぶような方向には向かっていないよね。
しいて言えば、平原綾香さんと同じ方向じゃないのかな。
オーケストラをバックにじっくり聴かせるタイプね。
静かな曲ばかり続いて元気なのも欲しいなって思っていた。
でも、この頃はこれもいいなって思えるようになっている。
数万円で買えるようなショボイ音響機器によって再生された歌声であってもこれほど癒されるのなら、ライブ会場で本格的な音響設備を駆使して伝えられる肉声はどれほどの感動を与えてくれるのだろう。
時間を忘れ、ただ陶然と聞き惚れられる瞬間をくれるのだ。
どんな風にイメージが変化しても与えられる感動は変わらない。
それは、亜弥さんだから出来るのだと思う。