砂を噛むように…NAMIDA

もうすぐ亜弥さんは22歳になります。
この曲は“19歳が歌う22歳を感じて欲しい”ってふれ込みで発売されました。
曲の設定通りの年齢になった彼女が当時の歌声(深み、奥行き)以上のものを出せるかどうかは(色恋ゴトについての経験値が上がっているとは思えないので)疑問ですが感じてみたいです。
今度のライブで歌われればかなりオシャレな気がするわけですがセットリスト作成時に気づいて貰えるのかどうか微妙なところです。
以前、この曲が途中で改題された理由について考えた事がありました。(ここ
何故あえて“砂を噛むように…”を強調しなければならなかったのか未だにすっきりしませんが書き込みを読み返して思いついた事があります。
女性の場合、どんなに相手のことを想っていても一端手を引くと決めたらあっさり切り捨てられる強さがあるんです。
その落差に男性はついていけなくて戸惑います、未練がましい態度をとって更に嫌われていくという経過を辿ることになります。
こんなところでつながるとは思いませんでしたが「涙の色」に登場する女性の心理がまさにそれです。
何かがきっかけになって思い出された切り捨てた恋の痛みは女性の中で砂を噛むように投影されるのではないのでしょうか。