Café Buono!

Buono!の肩書きがガールズ・ゴスパンク・ユニットであることを今更ながら知りました。
自分が想い描くゴスパンクと彼女たちの印象がかけ離れ過ぎててイメージが湧かなかったです。
しゅごキャラ!のキャラが着ている衣装がゴシック系なのでそこに所以しているとか。
そういう視点で見れば、ライト・ゴスパンクと言えなくもないですかね。
彼女たちの1stアルバムをフラゲしました。
ロック色の強いアルバムなのでバラード好きな自分にとってのめり込める曲はなかったですが一通り聴いてみて内容の濃さに唸ってしまいました。
喩えるなら、有名なロックバンドのレコーディングを見学しに来てた女の子たちが成り行きで担ぎ出されて彼らの曲を歌うことになった。
元々彼女たちのために作られた曲ではないので歌えなくて当然なのに演奏に溶け込んで平然と歌いこなしているみたいな。
つまり、楽曲が(アイドル)らしくないってことです。
そんな楽曲相手に立ち回れる彼女たちこそ(アイドル)らしくないのでしょう。
のめり込める曲がないと言いつつ、続けてもう一度聴いても違和感がない、飽きないという状況は感化されているとしか云いようがないです。
自分的に印象深かった曲を幾つかあげてみます。
・バケツの水
特別哀愁を誘うような詞でもないのに何故か切なくて泣けてしまった不思議な曲です。
・Internet Cupid
職業柄、コンピュータ用語だらけの詞がツボでした。
ぱひゆむみたいなアレンジが曲をさらに惹き立ててましたね。
・星の羊たち
これおススメです。
彼女たちが織り成すハーモニーはGAMの「愛の船」を連想させました。
・ロックの神様
鮮明に浮かんでくる情景と抜群にノリのいい演奏にBuono!の真骨頂を感じました。
まとめです。
曲を聴きながら瞳を閉じるとライブで歌っているBuono!が浮んできます。
この曲たちはライブでこそ輝くと思います。
欲をいえば生バンドで、さらにいえば、彼女たちに演奏して貰いたい。(これはムリか)
綺麗にパート割りされているので3人が三様の場所から歌いながら現れるみたいな演出があればすごくカッコ良いと思う。
Buono!に単独ライブが叶ったなら参加します。