野良猫と飼い猫。

亜弥さんのライブまで残りわずかです。
今回は泣かされちゃうかな。
彼女のライブで感極まって大泣きした経験はないです。
楽しいひとなのでね、それでいいと思う。
ソニンさんと同じ路線に入ってもらう必要もないですしね。
ソニンさんのライブは堪えてても涙が溢れてきます。
ステージに立って普通に歌える現実、その喜びをオーラにのせて歌うからかな。
ある意味それが彼女の培ってきた個性なのでね、それでいいんです。
自分はね、彼女たちのこと今でもライバルだと思ってます。
シンガーとして同等の素養を有しながら境遇が違ってただけのこと。
喩えるなら、亜弥さんが飼い猫、ソニンさんが野良猫かな。
野良猫が人間に愛されながら暖かい部屋で暮らす飼い猫を見て羨んでいたように、外の世界で気ままに暮らす野良猫を見て飼い猫も同じ気持ちを抱いていました。
飼い猫は硝子から透かして見える自由を眺めるうちに自分がわからなくなってしまったのですね。
飼い猫は“自分らしさ”を見つけるために野良猫になることを決めました。
そんな経緯の最初のライブだからすごく期待なのかもしれない。
たぶん、今回は泣かされちゃうだろうな。
亜弥さんが魅せる“自分らしさ”の片鱗をライブで感じたいと思います。