病気

9日は朝から酷い頭痛と吐き気のために臥せってました。
無性に寒くて。
身体がじゃなくって部屋の中が。
動きたくありませんでした。
だけど此処にいたらいけない気がしました。
日光に当たらなければ…。
そうしなければならない気がしました。
でも外に出たくなかった。
心が拒んでいました。
けれどそれは自分の意思ではない気がして。
思い切って外に出ました。
秋の陽射しが暖かかった。
背中にへばり付いていた何かが消えていきました。
それから部屋に戻りました。
もう寒くありません。
いつもの自分の部屋でした。
それから丸一日食事も摂らずに眠りました。
10日の朝は昨日の症状が嘘のように爽快でした。
そして一日遅れで亜弥さんの病気を知ったのです。
幸い症状が軽いようなので安心しました。
もう少し休ませてあげられれば。
こういう状況の時いつもそう思います。
でも、復帰は彼女自身が望んだのでしょうね。
亜弥さんが倒れた同じ日に自分も臥せってました。
それは偶然なのでしょう。
でも、自分のように急に具合の悪くなった人が何人も居たなら。
彼女が独りで背負っていたら致命的だった症状を分かち合って和らげたとしたなら。
その一人になれた事を自分は嬉しく思います。