ハロプロ楽曲の魅力

自分がハロプロの曲(つんく♂さんが作った曲と言い換えても良いかな)に惹かれる理由は詞の背景を情景として思い浮かべ易いからです。
趣向がノリの良い曲よりもバラードに傾倒するのもその所為でしょうね。
亜弥さんのファンになった理由も、彼女自身の魅力ばかりでなく、楽曲の魅力もあったからじゃないのかなって気がしてます。
亜弥さんに最初に提供された100KISSや、名盤と評されるファーストアルバムに収録された楽曲たち。
彼女が詞の背景をイメージし易いようにという配慮からでしょうか、ノリの良い楽曲からバラードに至るまでかなり丁寧に作られていました。
彼女がデビュー間もない頃から真価を発揮出来たのは楽曲に恵まれたおかげといっても過言でないかもしれないです。
自分的にどうかといえば、(バラードに限定すれば)実は真希さんに提供された楽曲のほうがしっくりする気がします。
詞の背景を情景として思い浮かべて歌い手をそこに投影してみた時に違和感を感じないという意味です。
上記を踏まえて一番しっくりする楽曲を選んでみます。
自分だったら、「スッピンと涙。」かなあ。
シングルVの作りが良かった所為もあって、情景を鮮明に思い浮かべる事が出来ました。
余談ですが、これ大勢でカラオケ行った時は歌えない曲なんですよね。
情景が浮かべば感情移入が始まります。
♪この窓からの風景ってこんなだったっけ…
このフレーズが切な過ぎて。
涙声でごっちん歌うおっさんってかなりキショイですもんね。w
聴き手が歌い手を楽曲に投影するのを前提に考えれば、詞の背景によって歌い手の衣装やダンスが艶っぽいものになるのは自然なのだなあって、これを書いてて今更ながら納得出来た気がします。
彼女たちは、今まさに進化の季節なのだなあ…ってね。w