本来、こういうのを感想って言うのだろうね。

時間を忘れて楽しめるライブ。
誰もがそれを望むけれどそんなの理想だと思ってた。
こんな気持ちになったのは「大人の涙」が初めてだった。
亜弥さんが魅せてくれたステージ。
激しさや、安らぎや、切なさや、そんなものが、沢山沢山詰まってた。
若者たちがステージの彼女と一緒に躍動してた。
あややぁー。」まだ幼い女の子の可愛らしい声援が届いてた。
自分たちだけの無理のないペースで老夫婦が手拍子を打ってた。
みんなの心が一つになってた。
誰にでも、どんな年齢層のひとにも楽んで貰える。
色んなジャンルが歌えるってそういう事だったんだ。
でも、この次のライブもそうなるとは限らないよね。
だから思った。
すごいライブなんて要らない。
「自分が楽しめる。」は大切なことだけど。
誰にでも「おいでよ、楽しいから。」って薦められる。
それって、もっとずっと大切なことなんじゃないのかな。
亜弥さんが目指す高みが見えてきた。
つんく♂さんがそれを先見してたかどうかは知らないけれど。