ともだち

ベリの名古屋公演に参加しました。
私と同年代っぽい客が妙に多い気がして吃驚、どこの会場でもこんななんでしょうか。
おじさんが少女に必死になる姿を想像してちょっと複雑な気分になりました。
ライブが始まってシングル曲が続くのですが、やはり彼女たちのウリはダンスですね。
機敏で溌剌とした動きは観ていて気持ちいいです。
ふと我に返ってみると、まーさの事をずっと見つめている自分が居ました。
理屈じゃないですね、自分は彼女に他のメンバーには無い何かを感じているのだと思います。
今回のライブで興味深かったのは、一つに纏まっていく彼女たちの心の様子が伝わって来たところです。
緊張から来るぎこちなさが次第にほぐれ集中に変わっていく過程が感じとれるのです。
全曲を卒なくこなすには未だ経験が足りないのでしょう、彼女たちの心が本当に一つになれたのは、恐らく「さぼり」だったと思っています。
彼女たちの歌声が優しいメロディにのって会場中にまるで波紋のように拡がっていくのが感じられて衝撃で泣きそうになってました。
客観的に観察しているもう一人の自分は「この場面で泣いてるのはオマエだけ。」って呟いてましたが。(汗
寸劇がまるで学園祭のようで楽しかったです。
彼女たちの年齢だからウケるのであって、娘。がこれをしたら痛かっただろうなあ。w
にょきにょきチャンピオン!」は熊井ちゃんの事を言っているのですか?
寸劇の役回りといい「愛する人の名前を日記に」の映像といい、彼女が主役だったように感じました。
愛する人の名前を日記に」が終了した直後に映像と同じ衣装で登場した彼女がランドセルをステージに置いたまま去り、残されたランドセルにぽつんと照明が当てられるという演出が切なかったです。
今回のライブで自分的にすごく印象を高めたのは佐紀ちゃんです。
アンコールの時、汗だくで額に張り付いた髪にちょこんと乗った帽子がとても可愛らしかった。
汗だくのお雛様なんていないんだけど、自分には彼女がお雛様に見えてました。
全体を振り返って、ベリの個性って癒しなんだなって思います。
友達が居て、恋が生まれて。
そんな、しみじみ聴かせる曲が多いんですね。
声援は若者に任せて、自分はタイガー気取ってじっくり聴いていたい。
そう思わせる曲が沢山ありました。
優しい気持ちで胸が一杯になったライブでした。