歌声

同じアルバムを繰り返し聴いても飽きない。
発売当時の新鮮な時期だったなら解りますが、聴き慣れてしまったり、新譜が発売されて興味がそちらに移ってしまうと聴かなくなるものです。
どれだけ時間が経過しても興味が褪せない場合の要因を考えてみるに。
・歌詞の内容が好き。
・曲のアレンジが好み。
等が思いつきます。
ただ、アルバム全曲がそれに当てはまるってことは滅多にないハズです。
それが在り得た時、アルバムはそのひとにとって名盤と称されます。
だから、本当の要因は全く別のところにあると思えるわけです。
自分の場合、それは歌声なのではないのかなと思っています。
聴いていて心地いいと感じられるかどうかです。
自分の推しの対象がソロ歌手ばかりなのはそれに起因していると思っています。
亜弥さんや、ソニンさんや、麻美さんや、圭織さんにセイレーンの歌声ほどの威力はないにしろ、彼女たちの歌声にはある種の魔力を感じます。
これは誇張でも何でもなくて、推しの対象の歌声を聴いていて周囲が気にならなくなるって誰でもありますよね。
推しの対象の歌声に魅了されるという状態こそ魔力だと思うのです。
後は、歌詞の内容を思い浮かべて主人公を歌手本人に置換し易いかどうかでも違う気がします。
真希さんの歌はずっと聴けるのに、亜弥さんは然程でもないのはその所為だと思えるから。
発端はやはり「をかし(何処か良い)」という感性でしょうね。
その気持ちが持続するのであれば興味もずっと尽きないのだと思います。