ghost-singer

「たからもの」が好評のようですね。
ギターの弾き語りが叙情的で胸に染みますし、歌詞がわかり易く誰にでも経験がありそうな内容なのでみんな共感を得たのでしょう。
歌い手の素性を隠したのは正解だったと思います。
アイドルは作り物、アーティストは本物という意識が深層心理にあるのでしょうかね、本来は歌い手の肩書きと曲の評価は全く関係ないはずなのに「アイドルが歌っているから…」という訳の解らない理由で評価を下げてしまう輩が少なくないからです。
名前が隠されたことによってこの曲は千という”アーティスト”の持ち歌として正当な評価を得ることが出来ました。
「たからもの」は彼女自身の作詞したものではありませんでした。
されど、自分には未だに「伏せられてはいるが本当は彼女が作詞したもの。」という気持ちがあります。
過去の失敗を礎にひと回り大きく成長した彼女を感じてみたいと切望しています。