バカみたい。(第21話)

あさみんの書いた小説、続きを読みました。(ここ参照)
ネット投票の結果は6位、主人公の歌手になる夢が現実に近づきました。
彼女は入賞の喜びを恋人に伝えようとしますが、彼は音信不通になってしまいます。
主人公は恋人の身を案じます。
その時、女友達から彼が別の女の子と一緒だったとの情報が入り、彼女は尚更不安を募らせていくのです。
前述を踏まえて。
主人公に恋人がいるのを知ったプロデューサーが恋愛に難色を示したのはそれが公になった時の影響が予想できないからです。
主人公はそれについて音楽と恋は両立してはいけないのかと疑問をもちます。
アーティストとファンの間柄って遠距離恋愛している恋人同士に似ていると思います。
遠距離恋愛は、いくら恋愛は本物でも現実にお互いの距離が離れてしまっていますし、
アーティストとファンは、ファンがどれだけアーティストに憧れたとしてもそれは擬似恋愛でありそれ以上の進展など望めません。
現実の距離と心の距離の違いはあれど、大好きなひとに特別な誰かが現れた時はどちらもどうする事も出来ないのです。
相手を想う心が真実だったなら、そのもどかしさは尚更不安や嫉妬を生みます。
それを乗り越えられなかったとしたなら、どちらの関係も終わってしまうのです。
今回はその辺りの難しさについて書かれていたように思えます。
話は変わって。
小説の執筆、やっと終わったようですね。
この小説、書き上げるまでに彼女かなり苦労したんだろな。
あさみん、本当にお疲れ様でした。