あなたは誰ですか?

書店で「僕らの音楽」の対談集を見つけました。
迂闊なことに自分はこれが発売された事をすっかり忘れてました。
早速、手にとって読み始めました。
読み進むうちにこれが放送された時の情景がどんどん浮かんできました。
「あなたは誰ですか?」
松浦亜弥です。」
思えば、鳥越さんの質問はちょっと変わってました。
普通、あんな質問はしないじゃないですか。
大の大人が当時17歳の小娘に向って投げかける質問じゃないですよね。
放送を観ながら彼は亜弥さんの事を試そうとしているのだと感じていましたが本の内容にそれらしい事が書かれてました。
好評しか聞かれない人間なんかいないと誰でも思います。
だから、鳥越さんは彼女がどういう女の子なのか試してみたくなったのでしょう。
抽象的な質問に毅然とした態度でしっかり受け答えする亜弥さんに彼は舌を巻く思いだったと思います。
実は立ち読みで終わらせる積もりだったのですが、しっかり購入させて頂きました。
これは亜弥さんが自身の過去、現在、未来について語った貴重な記録だったからです。