仕事

例えば、亜弥さんにキャスターの仕事が舞い込んだとします。
その世界で有名な老紳士の補佐的立場で一緒に番組を盛り立てて欲しいと依頼されたとします。


多分、彼女の心にその時あるのは最善を尽くそうという想いだけだと思うのです。
その番組が大衆からたくさんの支持を受けて長寿番組になろうが、全くの不人気で放送開始から僅かの間に打ち切られる事になろうが知ったこっちゃ無い。


視聴率という明確でありながら大き過ぎてはっきりしない尺度にイメージが湧かないからです。
それを心配するのは自分の仕事じゃないと思っているはず。
自分に悔いを残すような行いがあれば後悔するでしょうが、やりきった感があれば番組がどういう結末になろうと寧ろさっぱりしているでしょう。


今を生きる若者の思考はそうなのではないのかと思っています。
そして、その考え方を自分は全く正しいと思っています。
仕事は会社のためにするのではなく、自分のためにするものだからです。


仕事に対して真摯である事、それが大切なのだと思っています。