客質の違い

昨夜、BoAさんのライブが放送されていた。
帰宅した時間が遅かったので終盤の辺りしか観られなかった。


観客の反応が大人しいなあと思った。
彼女の楽曲は華やかだがライブの場で観客が合わせ辛い曲なのかもしれないとも思った。


されど、よくよく考えてみればあれで十分盛り上がっていたのかもしれない。


自分が慣れ親しんでいる盛り上がった状態とは、”ウリャ、ウリャ、”と声を発しながらマワリオドるお兄さんたちの姿だから。
それはある意味、自分の感性が毒されているのだと思う。(爆


それに思い当たったら何故だか無性に愉快になった。
エイベックスのライブよりハロプロのライブの方が数倍楽しめている気がしたからだ。


それから、ハロプロのライブでは有り得ない事がもう一つあった。


メリクリを歌い終わったBoAさんがMCに入った時、突然観客がメリクリのサビの部分を合唱し始め、それを耳にした彼女は感涙してしまった。
みんなを合唱に導いたのは女性客だった、とても綺麗な合唱だった。


ハロプロヲタが歌でみんなを先導するとすれば男性、もちろん声が綺麗であるわけはない。
ただ、それをするのは歌っている女の子が困ってしまった時だけに限定されるのだが。


BoAさんが亜弥さんのライブを絶賛する理由はそんな部分もあるような気がした。
客質の違いなのだから彼女や事務所側でどうこう出来る内容ではないのだけれどね。