色彩のブルース

EGO-WRAPPIN'の「〜Midnight Dejavu〜 色彩のブルース」
亜弥さんがANNで流したこの曲は耳にすればああこれねって思えるくらい有名な楽曲です。
けれど、彼女がそれを知っているって驚き、そればかりか実際にエゴがこの曲を歌っている姿も観た事があるようだった。
中納さん*1の外見からこの声が出るのが想像出来ないなんて感想する辺り、あんた本当に年齢は幾つなのよ。


この曲はサックスがすごくいいんです、それにボーカルの声質がいい具合に絡んでとても気持ちよく聴こえます。


私ね、これが流れ始めた時に、”亜弥さん、あなたが歌ってみたら”って感じました。
純白のドレスに銀の髪飾りを着けて歌う彼女のイメージが浮かんできたからです。
そう、以前、彼女がジャズセッションした時のようにね。


寂れたクラブの片隅に申し訳程度に誂えられたステージ。
小さなスポットライトを浴びて、ピアノ一つの伴奏で歌うクラブ歌手。
酒場の客は自分たちのお喋りに夢中で彼女の歌を聴いているものなど誰もいないように思える。
だけど、本当はそうではなくって。
彼女がその場の雰囲気を壊さないように心がけているからで、
見事に調和出来ているから誰も違和感を感じていないだけ。


亜弥さんにいつからかそんな印象をもつようになりました。
それが彼女に対しての誉め言葉に相当するかどうかはわからないのだけれど。

*1:エゴのボーカル担当の女性の方。