炭ってスゴイじゃん。


ハロプロの面々が地球愛とか、地球温暖化が云々とか語りだすと途端に白けてしまう。
それは、そんな漠然とした事を彼女たちが理解しているハズもなく言わされているだけだと私が思い込んでいるからであり、自分自身も話が大きすぎて問題の重要性が判然としないから。
つまり、こんな事を言っている自分は薄っぺらいのだ。


使っていない電源コードを抜いたり、飲みきれなかった味噌汁を排水口に流すのをやめた事による成果が実感できないからだと思う。


昨日、面白い番組が放送されていた。
群馬高専の小島教授(だったっけ)が実施している研究の成果について。


ヘドロ化した沼に細いひも状の炭素繊維を沈めるとヘドロが目に見える速度で付着し始め水の浄化が始まる。
さらにそのまま放置しておけば、それを餌にする微生物が集まり、微生物を餌にする魚たちが集まるようになり食物連鎖となる。
味噌汁一杯分の汚染を浄化するために風呂の水がどれだけ必要かなどどいう例え話はわからないがこれならば理解できる、明快だからだ。


地球の持っている浄化能力を促進させるために炭を使う、それは人間が風邪をひいたら風邪薬を飲むのと一緒だといえる。
水の中に炭を沈める程度なら自分たちでもやれる方法なのだし、それをする事によって熱っちい地球が冷めるのであればやる価値はあると思う。