当たり前のことだけど…。


ネットの世界に住むってつくづく難しいと思います。


例えば、自分が思い浮かんだことを書き込むじゃないですか。
こちらは気楽に書いたつもりでも、読む側にしてみれば深刻な内容なのかもしれない。
だからお叱りの言葉を頂いたりするんですが、わかって頂こうと弁解すればするほど深みにはまっていくのですね。
一番最初に読んだ文面が頭から離れないため、打消しがうまくいかないのです。


例えば、いつも読ませて頂いているサイトさんの文調が変化したらおやっと思ったりする。
最初は演出だと思うんですよ、でも、そういった書き込みが連続すると心配し始める。


自分はどこまで傍観者でいて、どこから介入し始めるか、その辺りの見極めが難しいですね。
心情を伺ってみればやっぱり演出だった、なあんだって落ち着いたり。


でもね、余計なおせっかいはするべきだと思います。
もしかしたら、本当にテンパっていて誰かに助けを求めているのかもしれない。
愚痴を聞いてもらうだけで乗り切れることもあるんですから。


因縁というコトバがあります。
初めて訪れたサイトの書き込みに感銘を受けてその方と会話してみたくなる、意を決して発信してみる。
それがネットの世界の因です。
そして、そのサイトの方と交流が始まる。
これで縁が出来るわけです。


相手との出逢いがきっかけでお互いの心が豊かになっていく。
これが因果ですね。


ネットは都合のいい付き合いの出来る世界なのでしょうけれど、それに流されちゃいけないと思います。
自分の大好きなサイトがネットの世界からいなくなって、あの時に話を聞いてあげればよかったと思う寂しさも因果なのです。


予感は信じてみるものです。
面識がなくても、活字の上だけのお付き合いのひとでも、かけがえのない仲間なのですから。