自分を演じる

唐突に浮かんだことがある。
自分の妄想も最高潮という感じがするが…。


今回、ソニンさんが自分を演じていたという考察が的を得ていたと前提する。
今回のライブで彼女は亜弥さんと同じ波動を発していたと自分は感じている。
では、亜弥さんも自分を演じているのだとすれば…。


今回のライブで亜弥さんは泣き崩れて歌えなかった。
あれが本当の彼女だとする。
いつもの平然とした彼女は素ではないという理屈が成り立ってこないだろうか。


ソニンさんは自分を演じるという作業を意識的に行い、亜弥さんは無意識にこなしているのだとしたなら…。


一部のひとにしかわからない例えで申し訳ないが、
週間少年サンデーに「焼きたて!!ジャぱん」という劇画が連載されている。
パン職人たちの物語だ。


主人公は生まれながらにして”太陽の手”を持っている。
”太陽の手”とは、パン作りに最良の温度を常に維持している手のひらの事を指す。


そんな彼にもライバルが現れる。
彼は主人公に対抗するために特訓を重ね人為的に”太陽の手”を作り出すことに成功する。


ソニンさんが、亜弥さんに対抗するために意識的にレベルⅡ化した。
と考えるのは飛躍し過ぎだろうと思う。
されど、”パンを作る”を、”歌をうたう”に置き換えれば、そのまま符合するような気がしないか。


彼女たちが目指している視界は同じなのだから。