男気
ヨモギダくん”ミュージシャン編”の大団円について。
3日目は岡村隆史さんを視点に書きます。
岡村さん流のネタばらしによって、自分に何が起こっているのかを
ヨモギダくんは知りました。
ミュージシャンとして食っていきたいという彼の気持ちに応えるために
岡村さんは、彼に楽曲をプレゼントする約束をします。
どちらの楽曲がひとを感動させられるか。
いよいよ、ふたりの対決が始まったのです。
今回も経験のない岡村さんにとって不利な対決でした。
ギターをさわり、
曲作りの基礎を教わり、
発声の練習をし、
浮かんだフレーズを仲間に聴いてもらう。
番組は面白おかしく進行していましたが、岡村さんの本気はずっと伝わっ
てきていました。
結局、彼の楽曲はお披露目に間に合いませんでした。
岡村さんは、爆風スランプのサンプラザ中野さんを真似て剃髪し、
この企画のテーマ曲、「Runner」を熱唱しました。
番組では剃髪を岡村さんのパフォーマンスという感じで伝えていましたが、
わたしは別の意味が含まれていると思っています。
曲作りの約束が守れなかった事についてのヨモギダくんへの謝罪、
そして、楽曲を完成させられなかった自分への罰です。
岡村さんは、ヨモギダくんにずっと真摯な気持ちで接してきました。
ヨモギダくんの前では常に完全でありたかったのだと思います。
今回はそれが出来なかった。
みんなに少林寺のマネをリクエストされれば、普段の彼なら応えている
ハズです。
悔しかったのです。
おそらく、岡村さんは楽曲を完成させると思います。
そして、出来あがった楽曲は約束通りヨモギダくんにプレゼントされる。
岡村さんの作ったバラードは、パッチワークライフのバラードとして
歌われ続けるのです。