詩集

今週も「天花」を観る。
やはり、週末の楽しみになっている。
佐藤天花さんにどんどん惹かれていく自分を感じる。


佐藤天花さんのことはわかっている。
いや、天花さんと一緒に彼女の青春をなぞり始めただけなのだ。


藤澤恵麻さんのことはわからない。
彼女は天花さんを演じているが、彼女が天花さんではないからだ。


この物語は詩集だと思う。
登場人物ひとりひとりの生きざまが全部一編の詩なのだ。