悲嘆と憤り

鳥インフルエンザのため有名になってしまった農場の会長夫妻が自殺
しました。


   ”鳥インフルエンザに対する国民の厳しい反応、
    自らの責任を考え、そのご苦労は大変なものだったと思う。”


小泉首相のコメントは簡潔でしかも胸を打つものでした。


わたしの憤りは、
何故、首相のような言葉がマスコミから出ないのかという事です。


海外の報道番組は明るい話題の時は明るい表情を、
暗い話題の時は悲痛な表情をしてニュースを伝えます。


日本の報道に感じることは人間味のなさ。
自分が正義だという顔をして当事者を責め立てる。
機械的な仕事です。


農場に不手際があって、それが責められるのは仕方がないと思います。
ただ、こんな事態になってしまった時ぐらい何か一言あっても…。
それが嘆かわしいです。