選考2

松浦亜弥の「T・W・O」を聴きなおしています。
あらためて思いますが、ハロプロ楽曲大賞みたいな企画ってアリですよね。
この「T・W・O」でもそうですが、せっかく購入しても自分の感性に合わない曲って飛ばしたり
しちゃってませんか?


こういうイベントがあると全曲聴く気になるんですよね。しかも激マジになって。
イベントがないとちゃんと聴かない。
そう考えると、あややに申し訳ないなぁ…。
(松浦さんの楽曲に限らないか)


わたしの場合、「T・W・O」のなかでは
  ・SHINE MORE
  ・From That Sky〜替え玉は硬メンで〜
  ・デート日和


この3曲が苦手でいつも聴き飛ばしていたんですよね。
サイトを渡り歩いていると「デート日和」はとても人気があるみたいなんですが、
その理由もわかる気がするんですが、わたしにとっては、ぱっとしないんです。


それでも…
ただ、バカ正直な性格であるが故に、この楽曲たちもきちんと聴いてみなければいけないと思ったわけで。
そもそも、自分のベストイヤーを選考するイベントなんだから、苦手な楽曲って段階で選考から漏らして
いいような気がするのですが。


ヘッドホン付けて、まぶたを閉じて真面目に聴くわけです。


それが…
この楽曲たち、ちゃんと聴いてみるとけっこういい感じなんですよ。
特に「SHINE MORE」は聴き直して驚きました。
これって、気持ちいいくらい軽快なパーカッションを盛り込んだ楽曲なんですね。
あややが不思議なイントネーションで歌詞をこの演奏にのせていくわけなんですが
それが、とても調和するんですよ。
このイントネーションなしであややが歌ったら、多分、この楽曲はうまくいかなかっただろうなぁ。
と思いました。


以前、平井堅さんの番組にあややがゲスト出演した時、彼があややの「午後の紅茶」のCMを誉めたことが
ありました。
あの”アズィ、アズィ…”って、とても高度な技だそうです。


わたしが知らないだけで、「SHINE MORE」で彼女が駆使している不思議なイントネーションって、
もしかしたら、音楽的にとても難しい技だったりして。


松浦亜弥ってそういうところがありますよね。
簡単そうにみえて実はとても難しいといわれている事をさらっとこなしてしまう。
練習して獲得しているわけじゃなく、彼女独特の感性がそれを可能にしてしまう。
それが、天才といわれる所以なのでしょう。


だから、彼女の楽曲を聴く側もぼんやりしてちゃダメな気がしています。
この楽曲は高度な技が盛り込まれているんだよ。なんて誰も教えてくれませんから。
彼女がスゴイ技を駆使してても気づかずに、聴きもせずに終らせてしまうなんて
もったいないじゃないですか。
あらためて、そんな事を感じながら選考作業継続中です。