疑似体験

あぁ、やっと帰って来ました。


   ”明日から一泊二日で旅行行くから。”


金曜日の夜に両親から運転手を頼まれて。


取りあえず、自分のサイトにコメント頂いている方々にお返しの書き込みをして。
宿泊先で日記出来るようにモバイル持って。
忘れないように、あややごっちんのドラマを留守録して。
翌日、行き先も知らされないまま出発しました。


走って、


走って、走って、さらに走って、


たどり着いた地は、若狭湾常神半島。
遠かったっす。
初めてだったから、かなりうんざり。


でも、野生のサルがたくさんいて感動。(道路の脇を走り回っていました。)
赤ちゃん猿を抱いた母猿を観る事が出来てさらに感動。
(地元の方にとってサルは迷惑以外のナニモノでもない存在だろうなぁ。と思いつつ)


そして、思いもよらない感動がわたしを待っていました。


魚介類が新鮮で美味しい。
これは海のそばなので当たり前です。


それを運んできた女の子を見てびっくり。


   ”ご、ごっちんにそっくりやんか…”


それに続いてお吸い物を持ってきた女の子を見て、さらにびっくり。


   ”ソ、ソニンに似てるやん…”


宿屋の娘さん方だったのですが、なんてスペシャルな取り合わせかと思いました。
もう、料理はそっちのけです。
ビールが切れたり、お皿を追加してもらったり、何か用事を頼むたびに彼女たちの
どちらかが来てくれる事を心待ちにしていました。


一度だけ、ごっちん似の女の子(多分、こちらがお姉さん)に料理の皿をじかに手渡されて


   ”どうぞ。”


って、言われたんですが、もう、どうなってもいいような感覚。(キショイおっさん丸出し)


わたしが後藤真希を敬遠し続けたのは、この状態(彼女に触れるとのめりこんでしまう事)に
なる事が本能的にわかっていたからではないのかと思える程でした。


とは思いつつも、思い込みの激しいわたしの事なので、自信なさげにわが娘に確認してみます。


   わたし 「お皿運んで来てくれるコって、ごっちんに似とらへんか?」


   わが娘 「うん、そっくりじゃん。」


うおおぉぉぉぉぉぉー、今回は思い込みじゃない!
叫びそうでした。(叫びますかいな、嫁さんや両親を前にして)


夕食後、温泉に入り、早速、この事を日記しようとモバイルを立ち上げました。


   …


   ”繋がらんやん。”


最初はモバイルの叛乱かと思いましたが、携帯電話が圏外になっている事に気づき納得します。


まぁ、仕方ないな。と思いつつ、
何のためにモバイル用意したんや。と毒づきつつ、
さっさと寝ました。
(翌日、いびきが煩かったと非難轟々、思いっきり槍玉にあげられる事となります)


と、いうことで、行きは不満タラタラで出かけたわたしでしたが、帰りは至極上機嫌な旅でした。


この書き込みを読まれている方からすれば、”あーそーかい”的な内容ですが、これぞ日記です。
読み流してくださいませ。