必然。

昨日のちーちゃんに絡みますが「徒然なるままに。」として書こうと思います。


偶然って不思議なものですね。
もともとモデルだったちーちゃんがホラー映画の主役としてデビューしたのも偶然でしょう。
本来ならホラー映画の役者さんというイメージが出来上がっちゃう。
でも、彼女はそれで終わらずにいろんな事に挑戦しています。(プロフィール参照)
アニメの声優まで経験してるなんて思わなかった。
まだ、19歳になったばかりです。
それなのに、とうとうハリウッド女優にまでなってしまった。


たまたま、深作監督の映画に彼女が出演して
たまたま、深作監督とタランティーノ監督が友達で
たまたま、タランティーノ監督が日本に興味を持っていて
たまたま、栗山千明の演技がタランティーノ監督の心に残った。
それだけです。


偶然の積み重ね。
人間それぞれが持っている縁(つながり)が絡み合って思いもよらない事を起こす。
偶然が必然に変わる。


そんな風に考え始めると何もかもが不思議で、何もかもが当たり前になるんです。
よくある、”もし〜しなければ、〜じゃなかった”という話ですね。


もしあの時、あの角を曲がらなければ…
もしあの日、あそこの居酒屋に立ち寄らなければ…
もし朝、傘を持って家をでていれば…
〜は起こらなかった。


でしょうか。それが起こるんですよ。
偶然が必然になる。


有名なところで、織田信長桶狭間の戦い
大軍勢を指揮していた今川義元に信長は奇襲をかけ見事に成功させます。
大博打ですよね。


たまたま、今川勢が駐留していた場所が桶狭間という狭い場所だった。
知らせを受けた信長は、今川攻めを決断する。
たまたまです。
落ち着いて考えたら絶対しません。そんな事をしたら確実に逝ってしまいます。
たまたま地の利があった。勝てそうな気がした。それで決断したのです。
で、奇襲のさなかに雨が降った。
たまたま、大雨が降ったんで今川勢に気づかれずに義元のすぐ近くまで近づけたんです。
おかげ(偶然)が重なって信長は今川討伐に成功する。


もし、おかげ(偶然)が重ならなかったら、何処かで信長が躊躇していたら…


笑っちゃいますよね。
織田信長の天下はなかったでしょうし、って事は、織田信長に仕えたサル(豊臣秀吉)も現れない。
当然、徳川家康も…。
なお、この戦い以降、織田信長は地道な戦いに徹したそうです。
(家来が増えたら博打なんかできないですよねぇ)


いったい、何回たまたまを書いたことやら…


本来なら、栗山千明の世界進出なんて有り得ないこと。
世界で通用する才能を持っているひとが世の中にはたくさんいるのに神様はちーちゃんを選んだ。
彼女が世界を舞台にこれから成していかなければならない事、大袈裟に言えば使命みたいなものが
あるのでしょうね。
推しというほどではないにしろ、ずっと気にしてきた女の子。
どこまでやれるかわからないですが、彼女には自分の思ったとおりハジケて欲しいと思っています。