グレイト亜弥&美貴

GAMの1stライブ(23日)に参加して来ました。
感想してみたいと思います。
開演30分前に会場入りしました。
普段ならすんなり購入出来るはずのグッズ売り場が長蛇の列だったので吃驚です。
おそらく赤タオルの所為ですね。
何が発端なのか、誰が仕向けたのか、GAMの文字が刺繍された赤タオルを応援の小道具として使う流れが出来上がってまして(まるで某大物ロック歌手のライブのようですな)それを購入するためにみんな順番待ちしてたのだと思います。
自分も列に加わろうかと思ったのですが開演時間に間に合いそうになかったので諦めて席に向かいました。
最前列から7列目は今までにない良席でした。
ミキティの女性ヲタさんが結構居て、美人揃いだったので目を瞠りました。
開演3分前くらいになるとヲタさんたちの熱気が伝わってきて、徐々に周囲の緊張も高まって、まるでスタート待ちするマラソンランナーのようです。
こういう雰囲気は初めてだったのでこれから何が始まるのか少し不安になりました。
流れていた音楽が変化しステージ上のセットが回転し始めます。
いよいよ開演です。
静観から入って徐々に気持ちを高めていくというのが普段の自分です。
でも、今回は(席が7列目だったこともあり)自分から流れに乗っかってみようと決めていました。
最初の曲から周囲の雰囲気に溶け込んで振り真似をしました。
慣れない所為でいきなり息が切れました、それでも無性に楽しかったな。
彼女たちの歌声をナマで聴いて感じたことがあります。
声質が全く違う二人でありながら歌声が心地よく伝わる理由は音質が似通っているからだと思います。
あやごまであったなら、真希さんが高中音、亜弥さんが中低音という具合に自然とパートが分かれます。
あやみきの場合は高音、中音、低音、どのパートにあっても共通の音質が出せるみたいなのです。
それ故、硬麺を二人で歌ったとしても全く違和感を感じさせません、歌声が調和して響くからです。
その観点から「愛の船」は二人の音質を最大限に生かした珠玉の名曲となりました、瞑目して聴き入ってしまうほどでした。
ソロ曲について選曲に不満を漏らした方が居ましたが自分的には面白い発見が出来た気がします。
ソロがユニットの持ち歌を歌った時に試されるのは楽曲に自分をどれだけ投影させることが出来るかだと思っています。
ユニットの持ち歌をあたかも自分の持ち歌であるかのように歌いこなせばその曲は自分の持ち歌に昇華するのです。
二人とも自分らしさが出ていたと思います、やるもんだねえって意外だったほどです。
MCについては言う事なしです。
まるでラジオのパーソナリティをしているようなテンポの良さが小気味よく、二人でANNのパーソナリティしたらって思えたほどでした。
自分的に最高潮を迎えたのは「涙GIRL」の大合唱です。
無意識のうちに心から声が出せていたし、会場の一体感がすごく心地よかった。
今にしてみれば、ミキティの娘。参入はその必要があったからでしょうね。
ダンスのしなやかさ、パフォーマンス、どれをとっても以前の彼女とは比べ物にならないです。
今回のライブを引っ張っていたのはミキティだったと言ってもいいです、それが実感出来ました。
あやみきの縁について感じた事を少しだけ。(与太話ですが)
以前、つじかごの縁についてソウルメイトではないかと書き込みした事がありました。(興味のある方はここ参照)
あやみきはもしかしたらツインソウルなのではないのかなって思います。
性格が違っていてもお互いの心がわかりあえる親密性がそれを物語っている気がします。
まとめ(になるかどうか怪しいですが)です。
自分はソロ推しでした。
亜弥さんにもっとソロで歌って欲しいと願ってました。
でも、ライブに参加してみて気がづきました。
GAMにおける松浦亜弥藤本美貴の位置づけは共演ではなく競演です。
ソロの二人がセッションしているような関係だったのです。
つんく♂さんが最初からそれを意図していたかどうかわかりませんが今迄になかった斬新な手法になってます。
このユニット面白いです、すごく期待している自分を感じました。
先入観なしに(あるいは負の先入観をもって)参加した客にもう一度来たいと感じさせることが出来る歌い手は本物です。
そういった意味で彼女たちは間違いなく本物だと思いました。