魅力

数多のユニットが生まれ消えていくハロプロの現状。
何故、メロン記念日だけが輝き続けられるのか考察してみました。
①結成からオリジナルメンバーが保たれている事で齎されている効果について。
ユニットの個性が保たれる。→
ファンに与える印象が変化しない。→
ファンの情熱が低下しない。→
ファンに飽きられない。→
ファンが他へ流れない。(減らない)→
時間の経過とともにファンの情熱が深みを増す。→
ファンが固定化する。
②ユニットが保持する個性による効果について。
ユニットの個性はメンバー其々が持つ輝きの集合体だと思ってます、輝きの所以について挙げてみます。
別々の声質を持ったメンバーでユニットが構成されている。→
明確なパート分けが可能となる。→
トップボーカルが存在しない。(誰もがトップに成り得る。)→
どんな曲調(ジャンル)でも存在感を発揮出来る。→
詰まらない曲が存在しにくい。
③反響が今一つ伸びないと仮定した場合の要因について。
メンバー其々の歌声が調和している。→
耳障りに聴こえない。→
さり気なく聴けてしまう。→
印象が希薄になる。→
高度な歌唱力を有しているにも関わらず真価が伝わり辛くなる。
④楽曲自体が内在させている魅力について。
・歌詞とセリフの境界を限りなく近づける手法を用いている。
・フレーズの最後で歌詞を区切らず間延びさせる手法を用いている。
・メインとコーラスを入替えながらサビのフレーズを繰り返す手法を用いている。
これらの手法は聴くものの感性を挑発します。
心を躁の方向へ引っ張り、爽快の域まで押上げて心酔させてしまうのですね。
彼女たちの楽曲が独特と思えるのは聴くものが参加したくなる要素が含まれている点です。
カラオケに例えれば、安易そうでありながら実際は高度で容易に歌いこなせない。
だけど、上手く出来そうに感じさせてくれる。
楽曲が誘ってくれるんですね。
だから、上手に歌えた時の感動が忘れられない。
この次もまた同じ感動を味わいたくなる。
この爽快感こそがメロン記念日が輝き続けられる理由、魅力の正体なのだと結論しました。