いよいよって雰囲気になってきた。

スケバン刑事」が衛星波や雑誌や色んな場所で特集されるようになりました。
雑誌については既知な情報ばかりだったので立ち読みで済ませました。(亜弥さんのセーラー服姿の画像に惹かれて買うべきか葛藤しましたけど。)
衛星波で流された映像については出演者や監督さんのコメントが盛り沢山で興味深かったです。
麻宮サキは特命刑事に与えられる称号でありその称号を得るためには資質を問われる、そのため4代目の襲名迄に時間がかかったのだ。」という暗闇指指令の科白はこの映画の副題を説明していました。
麻宮サキの補佐役は素性の知れない怪しい存在ばかりだったのですが今回は刑事なのでしっくりきてます。
バトル・コスチュームは死闘を際立たせるための装飾ですね、衣装が変化した事によって激しい動作が可能になり戦闘の奥行きが拡がるのです。
撮影は美勇伝に先行して亜弥さんから始まりました、それがこの映画の出来を決定したと言っていいと思ってます。
遅れて撮影入りした美勇伝が目にした亜弥さんは麻宮サキそのものだったそうです。
亜弥さんは自分と麻宮サキの違いに戸惑いを感じて一度もカメラチェックをしませんでした。
撮影中は松浦亜弥である事を忘れてずっと麻宮サキで居ることに徹したそうです。
亜弥さんの気構えが、梨華さん、絵梨香さん、唯さんに伝染して最高の演技を導き出せたのでしょうね。
サキとレイカの死闘の時の会話は鳥肌が立ちます。
声が裏返ると途端にヒステリックに感じられる梨華さんですが此処では迫力のある啖呵を切ってくれます。
亜弥さんがそれに応えて叫びます。(叫び声が鼻にかかってしまうのはご愛嬌かな。w)
二人の駆け引きが無性にカッコ良く感じられました。
公開まであと少し。
映画が流されている間、自分の脳裏から松浦亜弥が消え去るような演技を期待しています。