ステキナコタエ

”わたしには言えないな…。”
リスナーからのネタを読みながら亜弥さんが呟く時があります。
”わたしならどう言うだろ…。”
まるで煩悶しているかのように呟く時があります。
ネタをネタとせず、自分に置き換えて考えられる。
それってすごく素敵です。
それは彼女の優しさであり、素直さの表れだと思います。
彼女のお喋りが聴くものの心を温かくする理由だと思います。
もしかしたら、あの番組は彼女の心を豊かにするために存在するのかもしれないですね、そうやって培った感性が色々な場面で生かされるのです。
ただ、そういった感性であるが故に苦しめられる事も多いと思います。
他人が何気なく口にした一言を受け流せずに思いっきり落ち込む場合も少なくないと思われるからです。
彼女の言葉が温かいのは心の痛みを知っているからです。
ステキナコタエ。
それは特別なものではありません。
単純でも、短くても、相手を思い遣る優しさがあるのであればどんな言葉でもそうなりうるはずですから。