僕らの音楽2

BoAさんと、亜弥さんの対談を観ました。
この二人って性格が似てるんですね、さっぱりしてる。
多分、傍にいて疲れないんだと思います。
つまり、お喋りしてて相手に気を遣わなくていいってことです。
だから、親友になれたんじゃないのかな。

18歳になった頃の話題をしていました。
急激に印象が変わった時期があった事についてです。
当時、印象の変化が顕著だったので彼女たちの事が心配になりました。
整形だとは思わなかったけど、それについて書き込みした事があります。

仕事に喜びを感じる時って話題をしてました。
「歌ったり、喋ったりしただけなのに有難うって言って貰える。」
っていうのは一種の達成感ですね、自分の技術が相手に認められた喜びです。
この気持ちはどんな職業でも同じです。

以前、この番組で亜弥さんは「自分の事をアイドルだと思いますか?」と質問されました。
それについて彼女は「歌手だと思っています。」と答えてます。
亜弥さんはこの質問をそのままBoAさんにしました。
その部分を引用します。

亜弥「自分では?」
BoA 「わたしはね、自分の事を楽器だと思ってる。」
亜弥「楽器…。」
BoA 「楽器。」
亜弥「ふぅん。」
BoA 「あのね、声を使うじゃん。その声って咽だけを使うことないじゃん。こう、お腹から出してて、たまには頭から出してるし、だから、自分の身体を楽器だと思ってるよ。」
亜弥「すごく繊細な楽器だよね、気持ちによってさ、テンション変わっちゃうしさ。」
BoA 「しかも、踊れるんだよ、ね。だから、気持ちが感じられる楽器。」

私はBoAさんの答えにとても感激しました。
演奏と歌声が綺麗に纏まるためには歌声は音色でなければならず、つまり歌い手は楽器でなければなりません。
演奏と歌声が渾然一体となって溶け込んだ時、それは素晴らしい音楽として聴く者の耳に届き心を震わせる、それが感動なのだと思っています。
そういえば、BoAさんの話を聞いている亜弥さんがすごく良い表情をしてました。
彼女のお喋りを思考じゃなくて感覚で受け止めている、そんな感じがしていました。

落ち着いた二人でしたね。
とても19歳とは思えないほど会話の中味が充実してました。
この二人のお喋りをずっと聞いていたい気分になりました。