チャームポイント

久しぶりにラブナミのPVを観たら無性に感傷的になった。
人形だった頃の亜弥さんへの執着がまだ自分に残っているのかと少し愕然としたが思い直した。
この映像には無表情のままじっとこちらを見つめる彼女がいる。
歌いながらというのならクローズアップVerのように他にも存在するのだが「黙したまま」といったものはラブナミだけのはずで、ある意味この映像は貴重なのだ。
それに気づけたのは、少し前にも同じ心境になった事を思い出したから。
午後ティー「春」篇で背後から抱きしめられたアヤが咄嗟にヤストを見た時の表情がそれだった。
全くの余談だが、学生の頃に研修のため他所を訪れた折に他校の女生徒と廊下ですれ違った。
その子と目が合った途端、彼女の視線から逃れられなくなって瞳を逸らすのにめちゃ苦労した思い出がある。
その時は友達も一緒だったのだが彼も同じ心境だったらしい。
飛切りの美人だったわけではないが瞳の輝きがすごく印象的な子だった。
そいつと一緒に後でもう一度彼女に逢いにいったけど想いはかなわなかった。
運命的な出逢いなんて滅多ににない事を身をもって証明できたさ。
話を戻すが、亜弥さんは視線が魅力的なのだと思う。
つい惹き込まれてしまう輝きを瞳に宿しているのだ。
思考が入り込む暇がないから感じてしまったひとにはある意味催眠術にでもかかったような威力がある。
亜弥ヲタがキショ文を書いているように思えるが、これについては対象が他の誰かであったとしても変わりないと思う。
誰にでもチャームポイントは存在するし、それに気づけたひとは例外なく反応してしまうものだと思えるから。