陽光

久しぶりに詩を書いてみました。
ヲタ色たっぷりなので伏せておきます。w

亜弥さんの顔を思い浮かべてみる。
空を見上げていたり。
ベランダの手すりにもたれて遠い目をしていたり。
それは、ぜんぶ写真集の中の切れ端。
どの表情も彼女が作り出した虚像なのだけれど、それでも。
それでも、流れ込んでくる。
麗らかな春の陽光のようなが温かさで心が満たされてゆく。
だから、ボクは頬づえをついてしまって。
ふうと溜息もひとつ。
つかの間、ボクの周囲だけ時が止まって。
まるで、隠れ里に迷い込んだようになって。
そう、もしかしたら彼女は里に棲む仙女なのかもしれないね。
ふふ、わけないか…。
思いつきが妙に可笑しかった。
そして、タイムリミット。
無理やり止められて軋んでいた時がボクの周囲で慌しく動き始めた。