バカみたい。(第3話)

あさみんの書いた小説、続きを読みました。(ここ参照)
今回は路上デビューするまでの主人公の心の葛藤が描かれてました。
小説には(現実の世界でもそうだと思いますが)キーマン的な役割りをする人物が現れます。
物語に全く関係ない通りすがりの人物だったり、その時は通りすがりでも後々物語に深く関わってくる人物だったり様々です。 
その人物の言動によって物語が急展開します。
今回、歌う事の喜びを感じ始めた主人公の気持ちを後押しする人物が現れました。
音楽関係の人かなあと先読みしてしまいましたが、どうやら通りすがりだったようです。
でも、そんなに簡単に先読み出来てしまうような物語はつまらないですからね。
第3回まで来るとあさみんの文章が心做しか書き始めの頃に比べて滑らかになった気がします。
尤も、それは自分が彼女の文章に慣れてしまった所為なのかもしれませんが。
主人公の路上デビューの場面、自分もその場に存在していました。
彼女の歌に感動し、みんなと一緒に喝采していました。
私はどうやらあさみんの小説の登場人物の一人になれたようです。
主人公の行く末を見守るという役柄にです。