癒しが迫力を得た日

「101回目のKISS 」のライブ映像をやっと購入した。
仕事から帰宅する時間が遅くて購入出来ず悔しい思いをしていた。
前夜祭とあわせて2回参加したライブだったので軽い気持ちで観始めた。


映像が流れ始める。
俯き加減の亜弥さんが真っ暗な背景に浮かび上がってくる。


実はここで一度映像を止めてしまった。
何かが違う、そんな予感があったからだ。
もしかしたら気楽に観られるような代物ではないのかもしれないと思った。
気合を入れた、そしてもう一度映像を流し始めた。


やっぱり。


今までの映像と全く違う。
カメラワークが巧妙なせいなのだろうか。
亜弥さんに迫力を感じる。
目まぐるしさ、つまり加速度を感じる。
迫力は真希さんの十八番だったハズだ。
そう思うから、尚更、亜弥さんに惹きつけられていく。
何が違うのかうまく表現できない。


そういえば…。
名古屋公演に参加した時の事を思い出した。
ラストでは半ば酸欠になりながら、あえぎながら声援を送っていた。
あの時、自分は亜弥さんに導かれるままに登りつめたのではなかっのたか。


という事は…。
これは映像の魔法じゃない。
彼女が全部惹き起こしているといっていいだろう。


とはいうものの彼女の本領はやはり癒しだと思う。
ライブの時もそう感じたが桜の巨木がとても印象に残った。
「青春宣誓」を歌った最後で金色に輝きながら消えていく亜弥さんが、まるで歳を経た桜に宿った精霊のように綺麗だった。


これに参加出来なかった方は必見です。
今までと違った彼女に逢えます、間違いなく。