想いの転換

近頃ハロプロについて思っている事を書いてみました。
あんまり面白い内容じゃないかも。
独り善がりなので興味のある方だけ読んでください。


殆ど娘。について書かなくなりました。
書きたいと思っても何も浮かばなくてね、悩ましいけど。


メンバーそれぞれについてはまだまだ書けます。
ただ集団というぼんやりしたものについての興味が持続できなくて。
この気持ちはモーニング娘。に限定しなくて、自分が娘。に深入りするきっかけになったタンポポや、キッズに馴染むきっかけになったあぁ!についても同じです。
自分はユニットを構成する女の子たちの個性に興味を感じ惹かれているだけなのです。


それでも、このサイトを始めた頃はたくさん書いていた気がします。
娘。についての考察や、事務所についての疑問や、データを集めたりして自分なりの結論を出したりしてました。
そういうものが今の娘。に感じられなくなってしまったというのが率直な気持ちです。


懸命になって完成させたジグソーパズルがあったとします。
苦労したのでとても大切にしていました。
そのパーツを一つずつ誰かが抜き取っていきます。
気づくと消えてしまっています。
そうしてパーツはどんどん減っていく。
後に残るのは空虚な枠だけです。
残ったパーツがいくら頑張って輝いて魅せても抜け落ちてしまった個所の暗黒に勝てない。
そこには喪失感があるだけです。


今のモーニング娘。をジグソーパズルに、メンバーをそのパーツに見立てました。


卒業、そして新メンバーの参入は娘。にとって足りなくなったパーツを補充しているだけのような気がします。
足りなくなった個所をいくら補充してもパズルを完成させた時の熱い想いは決して蘇ってきません。


卒業によって減ったメンバーを補充するという方法が間違っているとは思いません。
娘。についての思想に問題があると思っています。


娘。に必要なのは足りなくなったパーツを補充するだけじゃなくて補充されたパーツを活用して全く違う絵柄を作り出す事です。
もう一度ジグソーパズルを組み直した時に最初と全く違う絵柄が出来上がったならその鮮やかさは前回と違った感動を呼びます。


過去に囚われるから重いし、辛いし、苦しいのです。
ライブをカラオケ大会にするという思想は間違っています、それに飽きられたならもう何も手段は残らないじゃないですか。


誰かが卒業する度に、誰かが新しく参入する度に、新しいコンセプトの娘。を表現すればいい。
古いものは未練を残さず切り捨ててしまえばいい。
そうすればファンだって本当に娘。を愛してくれるひとだけが残ります。
ファンの間に自然淘汰が始まると思います。


そういった改革、本当の意味のハローマゲドンが必要な気がします。
いつまでも迷走を続けないために。