暗夜

モーニング娘。に7期があるという。


もういいと思った。
何故、そう思ったのか。
新しいメンバーが入ったところで革新などないと思えたからだ。


新しく参入した面々は先輩の背中を追いながら集団に慣れていく。
最初のうちは先輩に合わせるだけでやっとだろう。
どんなにずば抜けた才能があろうが最初の半年ぐらいはおとなしい。
先輩の手前ハジケる事など考えられない。


一年ほど経過した頃、やっとそれぞれの個性が表面化してくる。
いよいよこれからだと思った時には古参の誰かが卒業していく。
それの繰り返しだからだ。


いっそ、ハロプロの別の流れを取り込んだ方が革新が望めるのでは
ないのだろうか。
藤本美貴の時のように。


例えば、カントリー娘。を取り込むというのはどうか。
里田まいモーニング娘。を目指した過去があるのだし。
性格もクセも実力も全部知っているメンバーの参入であるのなら、
モーニング娘。は変われるかもしれない。


それは、即戦力だからだ。
参入と同時にフルスロットルで走り出せるからだ。


今まで書いた内容には残存するメンバーの成長を盛り込んでいない。
意味がないと思ったから。


残存する誰かが目覚しい進歩を遂げたとしても、決して娘。にとって
プラスにならない。
その誰かが卒業する順番が早まるだけだと思える。


モーニング娘。って何処へ行ってしまうだろう。
自分が好きだったワクワクって二度と蘇らないのだろうか。