姫なんかじゃなくていい


   ”たった一人でいい
    私を愛して
    私のことだけ考えてくれて
    死ぬ時は一緒に死んでくれて
    悲しい時は一緒に悲しんでくれて
    一緒に泣いてくれて、で、
    0.5秒 私より先に笑ってくれて、
    励ましてくれる人が欲しい”
      - オレンジデイズ 沙絵のセリフより -


女の子はこんな事を夢見ているのですね。
男性の側からいわせてもらえば、
ほとんどムリです。


でもね、
わたしは、そうしてあげたいと思うひとなのです。
出来る限り彼女の事を想っていてあげたい。


ただ、
自分の思いやりの大きさと、
彼女が望んでいる愛情の大きさは決して同じではないんです。
不満が出ます。
喧嘩になります。


それでも、何回かに一度、
思いやりの大きさが彼女の望んでいる愛情と重なる事がある。
そんな時、彼女はスゴク幸せそうな顔をしてくれるんです。
だから続けられる。
恋愛ってそんなものじゃないのかなって思います。


自分だけが相手を思いやっているなんて思っちゃダメ。
彼女は思いやりに反応してくれているのですから。
自分の気持ちは彼女のなかで確実に育っています。
それが愛なのではないのでしょうか。


あ、ちなみに、
プレゼントとかそんなのは思いやりじゃないですよ。
沙絵のセリフの通り自分の心を伝えてこそ思いやりなのですから。