プロデュース
恒例になってしまったヨモギダくんの感想です。
岡村隆史さんは、ミュージシャンを目指すため、つんく♂さんを
訪ねます。
彼を強引にこの企画にひっぱり込むためです。
委細を話して彼にヨモギダくんの歌を聴いてもらいます。
つんく♂さんが何の面識もないバンドの楽曲を評価してくれる
本来であれば、これってありえない事なんですよね。
ヨモギダくんの演奏が流れます。
つんく♂さんの瞳が輝き始めます。
彼の歌声を聴いた瞬間のつんく♂さんの”ほぉー”という表情が
印象的でした。
彼がヨモギダくんに興味を示し始めたのがわかりました。
岡村さんはとてもうれしそうでした。
つんく♂さんの好印象を残念がるそぶりは全然ありません。
ヨモギダくんの歌の感想を尋ね、つんく♂さんならプロデュース
できるかというニュアンスで話をすすめます。
この流れっておかしいですよね。
岡村さんは自分がミュージシャンになる目的でつんく♂さんを訪ねた
ハズなのに、いつの間にかヨモギダくんを成功させるためにはどうし
たらいいかという内容にすりかわってきています。
悪くない。
売れるかどうかはわからない。
彼がどれだけ熱いかにかかっている。
何をどう伝えたいかわからないまま曲作りされている。
自分のメッセージを見つけていない。
個性がない。
つんく♂さんも真面目に評価します。
つんく♂さんがこの企画に本腰をいれた瞬間でした。
岡村さんは、川島バッハ、川島ベートーヴェン、川島モーツアルトに
よる架空のバンド、CLASSIQ(≒9)を結成した事をヨモギダくんに伝
えます。
パッチワークライフのライブが開催されるという事を知り、岡村さん
は偽メンバーを仕立てていつものように様子を伺います。
矢部さん、つんく♂さん、岡村さんの指示通り偽者たちは行動するの
ですが、実はこの3人って熱いヤツラだと思うのですよ。
ライブが最高潮に達した時、矢部さんは偽バッハに盛り上がるよう
指示を出します。
彼は常識的な範囲でという矢部さんの指示が守れず、振り上げる拳が
止まらなくなるのです。
偽ベートーヴェン、偽モーツアルトも後に続きます。
この企画ために集められたとはいえ彼らもバンドマンです。
おそらく、ヨモギダくんの熱のこもった演奏に少なからず感動してし
まったのでしょう。
ライブ終了後に、パッチワークライフの飲み会に招待されたCLASSIQの
メンバーは岡村さんの指示のままヨモギダくんに質問します。
ヨモギダくんは教員免許を取得していました。
教師の資格を持ちながら、あえてミュージシャンの道を選ぼうとして
いました。
そして、相変わらず「めちゃイケ」が、ナインティナインが最高だと
言ってくれました。
矢部さんも、岡村さんも幸せそうでした。
初めて出会った頃からずっと自分たちを追ってくれているヨモギダく
んの想いが余程うれしかったのでしょう。
思うに、今回の主旨はパッチワークライフを岡村隆史プロデュースで
デビューさせるというところに落ち着くと思うのですよ。
ってゆーか、
岡村さんがヨモギダくんを追った今までの経緯だけで、かなりパッチ
ワークライフを売り込んだ事になっている気がするのですが。
いよいよ、来週は決着です。
岡村さんがヨモギダくんを目の前に物申します。
真っ白な娘。が舞い踊ります。
かなり期待して待つとしましょう。